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EMS用粘着パッド アクセルガード Sサイズ 3cm丸形 1セット(5袋)

この用語集は以下の文献を参考にして作成しました。
岩波 生物学辞典 第3版
講談社サイエンティフィック バイオのための基礎微生物学
蛋白質 核酸 酵素 Vol. 44 No. 10 (1999) 1447-1476
蛋白質 核酸 酵素 Vol. 50 No. 1 (2005) 5
化学と生物 Vol. 36 No. 2 (1998) 106-112
生化学 Vol. 75 No. 5 (2003) 407-410

A
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ペニシリウム(Penicillium)。ほうきのような形態をとり、これをペニシラス(ほうき状体)といい、その先端に分生胞子が出ている。ペニシリウム クリゾゲナム(Penicillium chrysogenum)は分生胞子が左右非対象型のペニシリン生産カビである。この変異株がペニシリン工業生産株に使用された。実習で使用するのもこのP. chrysogenumである。なおフレミングがペニシリンを発見したのはP. notatumであるという。

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可溶性デンプン、アミロース、グリコーゲンなどのα-1,4-グルカンに作用してα-1,4-グルコシド結合を加水分解する酵素。作用様式によってα-アミラーゼとβ-アミラーゼに区別される。α-アミラーゼは動物、植物、微生物に広く分布し、微生物の酵素はほとんどが分泌性である。この酵素はα-1,4結合を無差別に切断する。これに対し、β-アミラーゼはα-1,4-グルカン鎖をその非還元末端から逐次マルトース単位で切断する。おもに高等植物で見い出されるが、

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、細菌、牛乳、糸状菌での存在も報告されている。

アルコール発酵:

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生物の営む無酸素的な糖質分解の1つで、糖または多糖から次式のようにエタノールと二酸化炭素を生成する。
C6H12O6 → 2C2H5OH + 2CO2
乳酸発酵と並んで発酵の代表的なものであり、微生物、特に野生性の著しいもの、また植物界に一般的である。これを特徴的に強力に営む生物は酒造の酵母である。実習ではパン酵母を使用してアルコール発酵を行う。

B
Bacillus subtilis
枯草菌を参照。

分岐鎖アミノ酸(BCAA):
天然アミノ酸の中でバリン、ロイシン、イソロイシンの総称。これらはβまたはγ位にメチル基をもち構造が類似している。また、代謝経路も類似しており、共通の酵素で変換される段階が多い。分岐鎖アミノ酸代謝の先天性酵素欠損症としてメープルシロップ尿症がある。

C
カタボライト抑制:
大腸菌などの微生物を培養する培地にグルコースなどの解糖系に入りやすい炭素原を加えると、乳糖のような解糖系に入るのに分解系酵素を要する炭素源の分解能が抑制される現象が古くから知られていた。この現象がカタボライト抑制(catabolite repression)とよばれるものである。生物の進化の過程において、解糖系が成立するのと相前後してデンプンやセルロースなどのグルコースのポリマーを植物が生産するようになり、生物界に潤沢に存在するグルコースを炭素源として効率的に利用できるようにこのような制御系が確立したと思われる。カタボライト抑制は、細菌、酵母、糸状菌のみならず、高等動植物においても認められ、解糖系が確立している生物にとって普遍的な、物質代謝を効率的に行うための大きな制御系の1つであるといえる。
今から四半世紀以上前に、多くの生物における細胞外シグナルの細胞内セカンドメッセンジャーとして、有名なサイクリックAMP(cAMP)が発見され、その後間もなく大腸菌の乳糖分解系オペロン(lactose operon)のカタボライト抑制の解除が、cAMPとその受容体の複合体がオペロン上流の制御領域上流に結合して転写が活性化される(正の制御)ということが明らかにされた。大腸菌のこのオペロンは遺伝子発現制御系のモデルとなっていたため、この発見によってカタボライト抑制がすべて解明されたような印象がもたれたが、枯草菌のようなcAMPをもたないグラム陽性菌のカタボライト抑制はどうなっているのかという疑問が残されたままであった。
その後、大腸菌以外の生物の分子遺伝学の発展にともない、枯草菌、酵母、糸状菌、さらには高等生物のカタボライト抑制が次々に解析され、これらは皆、タンパク質がリン酸化された後にDNAの制御領域に結合して転写を抑制する負の制御系であることが明らかにされた。現在では、正の制御系の大腸菌のカタボライト抑制は極めて特殊な例であると考えられるようになっている。

コンピューター実習室:
福山大学16号館3階にある実習室。サーバーと数十台の端末、スクリーンモニターがあり、実際に端末を操作してコンピューター操作を修得できる。

D
【送料無料】エクスビアンス リッチ・リストラティブ・クリーム 227g(サロンサイズ)【人気】【Exuviance】【デイクリーム】DNAマイクロアレイ:
DNAマイクロアレイ解析とは、DNAチップ上に固定されたプローブDNAと、調べたいmRNAから逆転写反応によって合成した標識cDNAをハイブリダイズさせてmRNA量を測定する方法である。DNAチップにはプローブとなるDNA断片を数千以上スポットすることができる。ゲノム上の全遺伝子が明らかになっている枯草菌のような生物では、全遺伝子を対象にした網羅的な遺伝子発現解析が可能となる。1997年に日欧の共同研究により枯草菌ゲノムの全塩基配列が決定され、2000年初頭には枯草菌DNAチップが完成し、DNAマイクロアレイ解析が可能となった。これらの一連の研究ならびに技術開発には福山大学グループも貢献しており、枯草菌のDNAマイクロアレイの開発について紹介する。

枯草菌DNAチップの特徴
枯草菌DNAマイクロアレイ解析で用いるDNAチップは、ポリリジンでコートしたスライドガラスに各遺伝子のPCR産物をスポットすることで作製する。枯草菌DNAチップには、その全遺伝子の97%以上にあたる4,005遺伝子が2セット分スポットされており、1回の実験で再現性を取れるようになっている。このチップには枯草菌4,005遺伝子の他に、解析のコントロールとなる4種類のスポット(rrnAhTFR、ウシ胸腺由来DNA、lacZ)がある。rrnAは16S rRNA遺伝子で、RNAサンプルに大量に含まれていることから、cDNA合成の際のmRNAとプライマーの非特異的なアニーリングの指標として用いる。hTFRはヒトトランスフェリン受容体遺伝子で、RNAサンプルにhTFRのmRNAを一定量加えて内部標準として使用する。ウシ胸腺由来DNAは非特異的なハイブリダイゼーションがないか負のコントロールとして使用する。日欧の共同プロジェクト「枯草菌ゲノムの機能解析」の一環として、lacZを挿入して遺伝子を破壊した枯草菌変異株の網羅的な作出を行った。lacZのスポットはこの破壊された遺伝子のプロモーター活性をモニターするために使用される。

cDNA合成と蛍光ラベル法
通常のマイクロアレイ解析では、まず対象となるRNAと基準となるRNAからそれぞれ異なる蛍光色素(Cy3とCy5)で標識したcDNAを合成する。高精度の解析を行うためには、mRNAからcDNAへ効率よく逆転写反応をしなくてはならない。枯草菌からのRNAの抽出にはフェノール存在下でガラスビーズで細胞を破砕する方法を用いている。抽出したmRNAには真核生物のようにポリAテールが存在しない。そこで、cDNA合成のプライマーとして枯草菌の全4,100遺伝子のmRNAに相補的なプライマー(DNAチップにスポットしたPCR産物の調製に使用したプライマーセットの一方)の混合物を用いた。また、プライマーとmRNAとのアニーリングの特異性を上げ、さらにmRNAの二次構造をほどくために、耐熱性の逆転写酵素を使用して反応を60℃にて行った。
次にcDNAの蛍光標識法であるが、これまで異なる条件から調製したmRNAをそれぞれCy3-dUTPとCy5-dUTPで別途逆転写反応により行うものが一般的であったが、この1段階法では、dUTPに結合させた蛍光色素に依存して逆転写反応の効率に差が生じてしまう問題点が指摘されていた。つまり、使用する色素によってシグナル強度が変化するため、マイクロアレイ解析のデータの信頼性や再現性に影響してしまうのである。この解決策として、cDNA合成の際の基質の一部としてアミノアリル-dUTPを使用し、cDNAをアミノアリル化した後、N-ヒドロキシスクシンイミドで活性化したCy3またはCy5でカップリングして標識する方法(2段階法)を採用した。

DNAチップへのハイブリダイゼーション
DNAチップ上ではプローブDNAは単層にスポットされるため、ターゲット標識cDNAはプローブに接近しやすくハイブリダイゼーションが起こりやすい。また、凹凸の少ないチップ表面からはハイブリダイズしていない標識cDNAを洗浄によって容易に取り除くことができる。
一方、ハイブリダイゼーションにおける基本的な問題は、その生物のもつパラログ遺伝子間のクロスハイブリダイゼーションを如何に低減させるかである。枯草菌のマイクロアレイ解析では、上述のように遺伝子特異的なプライマー混合物を使用して比較的高温で逆転写反応を行うことに加え 【パコラバンヌ】 オリンピア インテンス オーデパルファム・スプレータイプ 80ml 【香水・フレグランス:フルボトル:レディース・女性用】【バースデー 記念日 ギフト 贈物 お勧め 通販】【オリンピア】、ハイブリダイゼーションの温度もある程度高温の70℃で行うことにより、非特異的なシグナルを効果的に抑えることに成功している。

マイクロアレイデータ解析
マイクロアレイデータ解析では、2種類の異なる蛍光色素で標識したcDNAを混合して上述のようなハイブリダイゼーションを行い、両者の転写産物の総体(トランスクリプトーム)を比較する。各遺伝子の発現量の定量は、スキャナーと呼ばれるDNAチップ解析装置を使用して特異的にハイブリダイズした標識cDNAの蛍光強度を定量的に読み取ることによって行う。ここで、シグナル強度の実測値は実際の遺伝子発現量を反映しているとはいえない。プローブごとにハイブリダイズの効率は異なるためである。そこで、ある遺伝子についてコントロール条件と対象とする条件で得られたシグナル強度の比率を算出してそれをその遺伝子の発現比率とし、発現変動した遺伝子を探索する方法でマイクロアレイデータの解析を行っている。

DNAマイクロアレイ解析の原理


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グラム染色とは、デンマークの科学者グラム(C. Gram)によって1880年に開発された染色法である。菌体をパラロザリニン系色素のクリスタルバイオレット(crystal violet)やゲンチアナバイオレット(gentiana violet)で染色し、ヨード処理(ヨウ素-ヨウ化カリウム液)した後、アルコールなどの有機溶媒で脱色操作を行う。そしてサフラニンやフクシン溶液など赤色素で対比染色をする。
ペプチドグリカン層が厚く脂質の多い細胞壁をもつグラム陽性菌は紫色に染色される。一方、ペプチドグリカン層が薄く脂質の少ない細胞壁をもつため脂質が溶出されて細胞壁透過性が増加したグラム陰性菌は、色素が溶出して脱色されるので赤く染色される。
グラム陽性の病原菌としては、炭疽菌(Bacillus anthracis)、破傷風菌(Clostridium tetani)、ジフテリア菌(Corynebacterium diphtheria)、ヒト結核菌(Mycobacterium tuberculosis)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、肺炎レンサ球菌(Streptococcus pneumoniae)などが知られている。

グルコン酸発酵:
いわゆる酸化発酵の一種で、糖が酸化してグルコン酸ができる過程をいう。グルコン酸発酵を行う微生物としては酢酸菌や黒麹菌(Aspergillus niger)が知られ、実習では黒麹菌を使ってグルコン酸発酵を行う。黒麹菌はグルコースを含む最少培地で培養すると、pH 5.4以上ではグルコン酸発酵を、pH 5.4~2.4ではシュウ酸発酵を、pH 2.4~2.2では主にクエン酸発酵を行う。

ゲノム:
ゲノムとは、独立した生物種がその生物たりうるのに必要な固有の遺伝情報一式をさす。ここでは原核微生物のゲノム“バクテリアゲノム”について解説する。すでに20種類以上のバクテリアゲノムの塩基配列が解読され、その多様性が明らかとなった。多様性は、ゲノムの形態、サイズ、GC含量、また遺伝子の種類、位置、方向、重複、反復配列などに及ぶ。ゲノム形態には、大腸菌と枯草菌で明らかにされている典型的な環状2本鎖以外に、複数ゲノムや線状ゲノムなどがあり、また、ゲノムサイズには480 kb~約9,000 kbの幅で多様性がある。遺伝子数は、最小ゲノムのマイコプラズマで470個、中型のゲノムである枯草菌で約4,100個である。最大については今後の解析で明らかにされるであろうが、真核生物の酵母で報告された6,000個を超えるかどうかが注目される。

H
発酵:
有機物が微生物の作用によって分解的に転化する現象、狭義には糖質が微生物によって無酸素的に分解する現象をいう。この現象は古くからアルコール飲料、パンなどのいわゆる醸造製品の製造に利用されてきた。発酵の形式は微生物の種類や環境により様々で、典型的なものに 、酵母のアルコール発酵、乳酸菌の乳酸発酵、メタン細菌のメタン発酵、大腸菌などにみられる混合有機酸発酵がある。酸化発酵は基質の不完全酸化による中間代謝物の蓄積を利用するもので、酢酸菌による酢酸発酵、グルコン酸発酵、ソルボース発酵や、糸状菌によるクエン酸、グルコン酸、フマル酸 !送料無料!ケラスターゼ DPマスクオレオリラックス500g、シュウ酸などの有機酸発酵がある。なお最近では、微生物による物質生産をすべて発酵と呼び、アミノ酸、呈味性ヌクレオチド、抗生物質なども微生物工業上重要な発酵製品である。

胞子形成:
栄養増殖期にある枯草菌は、栄養枯渇および細胞密度の上昇などを感知し、代謝的に休眠状態である胞子(spore)を形成する。胞子は、熱、乾燥、紫外線、有機溶媒、毒性化合物などに強い抵抗性を示し、長期間にわたる保存にも耐えることができる。そして タマリス ラクレアオー トリートメント L ラッシュリペア 2000g 詰め替え (TAMARIS Laclair eau) ラクレア トリートメント しなやか さらさら P11Sep16、やがて外部環境が改善されると、胞子は発芽し(germination)、再び増殖を開始する。枯草菌の胞子形成過程では、非対称な位置に隔膜が形成されることによって1つの細胞が胞子細胞と母細胞(mother cell)とに不等分裂する。胞子が胞子形成→発芽のプロセスを通じて生殖細胞系列(germ cell line)を形成するのに対して、母細胞は胞子の成熟に寄与したのちに溶菌し、胞子を放出する。このような背景から、枯草菌の胞子形成は細胞分化の基本的なモデルとして認知され、その分子メカニズムが精力的に研究されている。


I
遺伝子情報解析ツール:
データベースに登録されている、あるいは実験で決定した塩基配列やアミノ酸配列を解析するためのコンピューターソフトウェア。インターネット上で利用できるものとして、塩基配列やアミノ酸配列の相同性を検索するためのNCBI BLAST、タンパク質の構造や細胞内局在を予測するための ExPASyなどがある。

遺伝子破壊:
ある特定の遺伝子の間に薬剤耐性マーカー遺伝子などを挿入、あるいはその遺伝子自体を欠失させてその遺伝子の発現を止めてしまう方法。遺伝子破壊株の表現型を解析することで、破壊した遺伝子の機能を知ることができる。枯草菌の場合、遺伝子破壊にはトランスポゾンや相同組換えを利用する場合が多い。

J

K
黒麹菌:
コウジカビ(アスペルギルス、Aspergillus)の一種。コウジカビには球状の頂嚢(ちょうのう)と梗子(こうし)があり、梗子先端から連鎖状の分生胞子が出ている。菌糸は融合や吻合によってヘテロカリオン(heterokaryon、異核共存体)が形成されて増殖する。黒麹菌(アスペルギルス ニガー、Aspergillus niger)は、シュウ酸やクエン酸、またセルラーゼ、アミラーゼ、トランスグルコシダーゼなどの製造に用いられる。類縁菌には泡盛や焼酎の製造に用いられるAspergillus awamoriがある。

形質転換:
細菌のある株(供与菌)の遺伝形質の一部を他株(受容株)へ移し入れるという遺伝交雑の一形態で、供与菌から抽出した高分子DNAを直接受容菌に取り込ませ、その細胞中で組み換えさせる場合をいう。1928年にF. Griffithが肺炎双球菌で最初に観察し、さらに1944年にO. T. Averyらは形質転換物質がDNAであることを初めて突き止め、遺伝子がDNAであることを証明するさきがけとなった。その後、ヘモフィルス菌や枯草菌でもこの現象が認められるようになった。現在の定義としては、プラスミドやそれに結合した遺伝子などをも含めて、DNA分子を直接細胞に導入する場合を一般に形質転換とよんでいる。最近では、大腸菌をはじめ多くの細菌類や、酵母、カビ類、高等生物の培養細胞などでも形質転換が可能となった。


vie septa ビセプター エッセンス E-04 255mlビセプター エッセンス E 04 255 ml枯草菌:
Bacillus subtilis。真正細菌目(Eubacteriales)Bacillus属の代表的な種の一つで土壌、枯草、塵埃(じんあい)中など広く自然界に分布するグラム陽性の桿菌。長さ2~3μm、好気性で内生胞子(endospore)を形成する。胞子は熱、放射線、化学薬品に対して強い耐性を示し、長期にわたって休眠状態を維持する。早くから形質転換の現象が発見され、簡単な培地に生育できるので、分子遺伝学、組換えDNA実験などの研究に広く用いられている。枯草菌はまた、細胞外酵素のアミラーゼやプロテアーゼなどの生産菌として応用微生物学上重要であり、最近では遺伝子工学の材料としても注目されている。



枯草菌のゲノム解析プロジェクト:
1991年、枯草菌ゲノム(4.2 Mb)の全塩基配列の決定を目指して、日本とヨーロッパの国際協力プロジェクト(枯草菌ゲノムプロジェクト)が組織された。このプロジェクトには、日本の研究機関から7研究室、ヨーロッパ各国から23研究室が参画し、各々の研究室に塩基配列を決定すべき領域(150~200 kb)が割り当てられた(福山大学はgntZ-ywaA領域の160 kbを担当)。塩基配列決定の戦略は研究室ごとに若干の違いはあったが、一般的には以下の方法が採られた。

①、各分担領域の既知塩基配列をプローブとして、分担領域のDNA断片をラムダファージにクローン化し、さらにクロモソームウォーキングによりクローン化領域を拡大する。
②、クローン化DNAを断片化後にM13バクテリオファージにランダムにクローン化し、DNAシークエンサーを用いてランダムシークエンスする。
③、①と②の操作を繰り返し分担領域の塩基配列決定領域を順次拡大する。

このような戦略を採用した本プロジェクトは当初大きな困難に直面した。つまり、枯草菌の遺伝子の多くが大腸菌で効率よく発現されて大腸菌に悪影響を与えてしまい、たとえファージベクターを用いてもクローン化できない領域が平均して数十kbに1箇所は存在し、クロモソームウォーキングが有効に働かないことがわかったのである。この局面を打開するためにYAC(yeast artificial chromosome)ベクターを用いた方法などの種々の試みがなされたが、その最大の打開策となったのが1994年に開発されたlong PCRであった。すなわち、クローン化することなく塩基配列未決定の領域をlong PCRで増幅し、増幅断片をランダムシークエンシングして塩基配列を決定していくことが可能になったのである。以来、枯草菌ゲノムプロジェクトは極めて順調に進展し、1996年末には日本の担当領域(1.4 Mb)の塩基配列決定が終了、1997年4月にヨーロッパの担当領域(3.8 Mb)の配列決定も完了し、同年11月にNature誌に枯草菌ゲノムの全塩基配列とその解析結果が公表されるに至った。


L

M

N
納豆菌:
Bacillus natto(またはBacillus subtilis var natto)。枯草菌の1菌株である。納豆のネバネバの糸はγ-ポリグルタミン酸であり、実験に用いるBacillus subtilis 168株はこれを生産しない。

O


P
パン酵母:
上面発酵性のビール酵母に極めて近い酵母の品種。おもにパンの製造に用いられるが、栄養剤にもする。アルコール発酵は極めて強く、また呼吸も相当に強い。実用上“溶けがよい”ことや目的によっては耐糖性が要求される。

プロテアーゼ:
タンパク質分解酵素ともいう。ペプチド結合を加水分解する酵素類の総称。全生物にわたって多種多様なものが存在し、作用様式に従って分類すれば、ポリペプチド鎖の末端から作用していくエキソペプチダーゼと、内部に作用するエンドペプチダーゼに分けられる。エンドペプチダーゼでは基質特異性のため切断点が限られているので、生成物はおもにオリゴペプチドとなる。これとは対照的に、エキソペプチダーゼは基質の末端から1個ずつアミノ酸を遊離させる。N末端側から作用するものがアミノペプチダーゼ 【お年玉コフレ・正規品・送料無料】COSMEお年玉コフレSET&ベキュア ワンダーハニー 指先と髪先のための蜜オイル フレッシュシトラス(20ml)、C末端側から作用するものがカルボキシペプチダーゼである。プロテアーゼを活性発現機構の観点から分類すると、活性残基がセリンであるセリンプロテアーゼ(トリプシンなど) 【正規品・送料無料】ボビイブラウン リュクス マット リップ カラー 10ビトゥンピーチ(4.5g)+コフレ3800円、システインであるチオールプロテアーゼ(パパインなど)、酸性アミノ酸である酸性プロテアーゼ(ペプシンなど)、金属を必須とする金属プロテアーゼ(カルボキシペプチダーゼなど)に分けられる。

ペニシリン:
青カビPenicillium notatumなどの産生する抗生物質。A. Flemingが1929年に発見した。工業的にはPenicillium chrysogenum Q176株が用いられている。天然ペニシリンとしてはG、X、K、F、Vなどがある。最近では、グラム陽性菌だけでなくグラム陰性菌にも有効である半合成ペニシリンが多く用いられている。半合成ペニシリンは天然ペニシリンの耐性菌にも有効であり、いわゆるペニシリンショックも少ない。その作用機序は、細菌の細胞壁生合成の最終段階であるペプチドグリカンの合成阻害であるという。

Q

R

S
相同組換え:
両親のそれぞれに由来する遺伝子連鎖群の間に交叉が起こり、両親にはなかった組み合わせの連鎖群が形成される過程、あるいはある細胞株(受容者)が他の細胞株に由来するDNAでその染色体の一部を置き換えられて新しい遺伝形質をもつようになる過程や、新しい遺伝要素を染色体上に組み込む過程を、遺伝的組換えという。組換えは一般的に相同染色体間(形質転換や細菌の接合などの場合には染色体とそれに相同な染色体断片の間)で起こり、このようなDNA塩基配列の相同性を用いて生じるものを相同組換えとよぶ。

T
多剤耐性:
複数の薬剤に対して耐性を示す菌株は多剤耐性菌とよばれる。細菌の薬剤耐性の獲得方法としては、薬剤の分解能力の向上、標的部位の変異、薬剤透過性の低下、さらにはポンプによる細胞内に入った薬剤の排出などがある。これらの組み合わせによって細菌の多剤耐性が誘導されるが、複数の薬剤を排出するような特異性の低い薬剤排出ポンプの獲得が多剤耐性の一因となる場合もある。

トランスクリプトーム:
遺伝子の活性を、転写(transcription)によって細胞内に蓄積したmRNAの量を測定することで近似的に表し、全体像を調べるという意味で(-ome)を付して、トランスクリプトーム(transcriptome)という合成語が作られた。他に、遺伝子(gene)の総体をゲノム(genome)、タンパク質(protein)の全体像を調べることをプロテオーム(proteome)、代謝産物(metabolite)を網羅的に調べることをメタボローム(metabolome)という。

U

V

W

X

Y
薬剤耐性マーカー:
目的の遺伝子が細胞内に導入され染色体内に組み込まれたか、あるいはプラスミドの形で細胞内に保持されて形質転換された細胞を選別して単離するために、目的の遺伝子とある種の薬剤(抗生物質)に耐性を示すための遺伝子を連結して一緒に導入する場合が多い。これを薬剤耐性マーカーとよぶ。プラスミドとして保持させる場合、目的遺伝子と薬剤耐性マーカーは1つのプラスミド上に存在することとなり、また染色体内に導入する場合は目的遺伝子と薬剤耐性マーカーがともに染色体内に組み込まれることとなる。相同組換えで遺伝子破壊を行う場合、目的遺伝子内に薬剤耐性マーカーを挿入することもある。形質転換体は目的遺伝子の導入あるいは破壊による表現型に加え、薬剤耐性の表現型ととることになり、培地中に抗生物質と添加しておけば形質転換された細胞のみを生育させることができる。使用する抗生物質と薬剤耐性マーカーの組み合わせとしては、アンピシリンに対してβ-ラクタマーゼ、クロラムフェニコールに対してクロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ、ネオマイシンに対してアミノグルコシドホスホトランスフェラーゼなどがある。

【POLA】ポーラ アクレ プラス 180粒(リフィル) ◆2964薬剤排出ポンプ:
細菌の中にはいったん細胞内に到達した薬剤を細胞外に排出する機構を獲得したことで薬剤耐性を示すようになったものも存在する。薬剤の菌体外排出は細胞膜に存在する排出ポンプによって介される。このポンプが複数の薬剤を排出するような特異性の低いものであった場合に多剤耐性が獲得される。また、このような薬剤排出ポンプは、細菌だけでなく高等真核細胞にも発現する場合があり、薬剤による治療効果に大きな影響を与えることが知られている。例えば、ガン細胞に薬剤排出ポンプが発現した場合、このような細胞は抗ガン剤に対する耐性を獲得し、薬剤の効力は著しく減弱する。薬剤排出ポンプの機能を阻害するような薬剤を開発することができれば、薬剤耐性菌を感受性表現型に戻したり、

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、また薬剤投与量を軽減したりすることが可能になると思われる。

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